開業ヒストリー⑤

すっかりサボり気味になっていますが、決してサボっているわけではありません・・・
後回しになってしまっているのです。
・・・同じか。

さて、前回の続きで5月から7月。
この期間は気になる物件の下見を数件行わせていただき、理想のイメージと現実をどう繋げまで行くか?をひたすら考えていました。
同時に、融資には創業計画書が必要なため、こちらの作成にも取り掛かりました。

創業計画書のフォーマットに決まりはありませんが、日本政策金融公庫HPにあるものをダウンロードして使用しました。
ネットで見ていると何回提出してと駄目・・・とたくさん見ていましたが、結論一発でOKでした。
ありがたい事に面談すら数分でした。
創業計画書で大切だと感じたのは、とにかく数字。
・売上の根拠は?
客単価×客数が一般的だと思いますが、その客単価の根拠は?どういったメニューがあって、それぞれいくらの単価で、どのメニューがどれだけ注文されるのか?
最大と最小はどれくらいで、その根拠は?
客数も同じです。
平日の客数は?週末は?何回転する?
と言った感じです。

・経費の根拠は?
原価は何を元に算出しているのか?
水道光熱費はどうやって算出しているのか?

・最終的にいくら手元に残るのか?
毎月、どれだけ利益が残るのか?
繁忙期は?閑散期は?
返済計画は?

などなど。
挙げればキリがありませんが、要はどれだけ理想ではなく現実味があって、どれだけビジネスとして成り立つか、を見られるわけです。
幸い出来ることが他になくて時間はたくさんあったので、かなり綿密に作りました。
とにかく根拠さえしっかりあれば、何を聞かれてもちゃんと答えられます。
ざっくり、は見抜かれます。

今回の教訓は「計画は根拠をもって立てる!」です。
お金を貸す側の気持ちになれば当然ですね。
本日はこの辺りで。
お付き合い頂き、ありがとうございます。